快適な読書環境を整えるため、いくつかの家具を買った。
が・・・、
届くと同時に足りないものが目に見えてしまう。
文字を照らす灯り、茶を置くテーブル・・・。
足りないものが届くまで、不完全な空間に悶々として生活しなくてはならない。
届いて嬉しかったはずなのに。
たりないものが届くまで僅か数日。
だが、その数日には小さいけれど足を上げないと躓いてしまう壁がある。
労働。労働。労働。
日々の幸せを享受できる人とは、
欲しいものが届くまで、わくわくどきどきしながら待てる人。
その日を楽しみに明日を頑張れる人。
完成するまでを楽しめる人。そして、完成してからも楽しめる人。
そういうものにわたしはなりたい。