運の悪い男の日々

人生,労働,不運,金

風俗嬢とプロ意識、冷えた手を添えて

記憶が鮮明なうちに記す。

俺は今日、風俗に行った。

決してそういった願望、趣味嗜好があるわけではないが痴漢風俗とやらに行った。

本当に決してそういった願望があるわけではない。本当に。

 

ただ、ネットで痴漢風俗の体験記なんかを見ると、ホテルに着いた風俗嬢がつり革をバックから取り出して天井に吊るし、ラジカセから電車の音を出して「はい、触ってどうぞー」なんてシステムらしいから気になったのだ。

 

人生は経験値。体験しないことには始まらない。

 

そこで行ったのが某痴漢風俗。ホテルではなく店舗型なので待合室の時点で感じる本格派。

予約などもしていないのでフリーで入店。

そして、いざ部屋に入ると、、、

本当にある…!!つり革と電車の音…!!!

 

といっても前述したようなお笑い電車セットではない、、、

店舗を構えているだけあって部屋自体が電車なのだ。我々が普段、通勤・通学に使っているあの電車そのまま…!!

どこからともなく聞こえてくる…あの音

「まもなく~新宿、新宿~」

「ガタンゴトン…」

 

そしてつり革に摑まる風俗嬢…!!

 

これはすごいと素直に興奮する俺。そして手は嬢の胸へ。

すると…

「冷たっ!シャワーでしっかり温めてください!」

と半ばキレ気味で言われた…。

しかも勝手にアイマスク取ってるし、、、

 

しかし、なぜシャワーを浴びたにも関わらず俺の手が冷たかったのか、

それはお湯が出なかったからである。

なんどチャレンジしてもお湯が出なかったのだ、

温度調節のダイアルも回した、水量も変えた、いったん止めてしばらくも待った。

なのに出なかった、、、お湯が、、、!!

 

もちろん俺だって紳士の一人。

こんな冷たい手で触ったら嫌だろうなと思ってエアコンに手を近づけたり、股間の間で手を温めたりもした。

でも体の芯は冷えたままだった、、、

 

結局アイマスクを勝手に外した嬢に見守られながらシャワーで手を温めたが、嬢に怒られてしまった時点で 俺<嬢 の上下関係ができてしまった。

当然、痴漢プレイを楽しめる雰囲気ではない。

挙句の果てには「お兄さん色々下手くそだね~」と煽られる始末。

 

俺は叫びたかった。

嬢に言ってやりたかった。

お前が冷たい手を多少我慢すればこんな事にはならなかった、プロ意識が足りないぞ!!と

受付の男に言ってやりたかった。

お前ンとこの嬢とシャワーはどうなってやがんだ、と

 

でも言えない、

だって色々下手だから、慣れてないし、、、

でも言えない、

受付の男、マジで反社みたいな顔してたから、、、

 

本日の収支-17000円、、、

これぞまさに無駄金の極み…!!