夢を見ていた。内容も詳細に覚えている。
自分で開発したロケットを宇宙に飛ばしたいと語る一人の男。
開発費用を賄うために、タクシーの運転手をしているらしい。
そんな男の話をタクシーの車内で聞き、感動した俺は、完成したロケットの発射を見届けるべく、とある島へ行く。
夢の中の俺は、ロケットが飛び立つ姿を見て号泣していた。
目が覚めたら、俺も号泣していた。
なぜ夢で泣いているのか、なぜ現実でも泣いているのか分からない。
今までこんなことはなかった。とても怖い。
自覚のない痛みやストレスが一番恐ろしい。
どうか自分が社会で生きていける人間でありますように・・・。