運の悪い男の日々

人生,労働,不運,金

暗い部屋を好むようになったきっかけ

部屋を暗くしないと落ち着かなくなった。極端な話、暗闇にろうそく一本だっていい。

その始まりは今から4年ほど前だろうか。

実家にある自分の部屋は、家具をずるずる引きずって掃除をしていた昔の自分のせいで床が傷だらけだった。

そしてある瞬間を境に僕は傷がどうしようもなく気になり始めた。それはその後もずっと変わらずのまま。

でも気になったところで床は綺麗になんて戻らない。拭いたり塗ったりいろいろやったけど、どれも瞬間的なものですぐ傷だらけに戻ってしまった。

特に、照明をつけているときは反射で傷が目立った。灯りを消せば傷は見えなくなった。もちろん、傷以外も見えない。でも、手元の灯りさえあれば本は読めるし、携帯は暗闇でも問題なく使える。

そんなわけで自分がつけた傷を自分に隠すために、暗い部屋で過ごすことが当たり前のことになった。

 

そして現在、実家を出てピカピカの床の上で生活をしているが、部屋は依然暗いまま。

明るいとあの床の傷を思い出して罪悪感に苛まれる。

家に傷をつけた罪悪感なのか、親に何も還元できていない己への罪悪感か。

何だかよく分からないが、頑張って明るさの中で生きていきたい。