2024-12-07 車道 生活日記 車道を歩く老人がいた。 仕事で急いでいたから、邪魔だと思い追い抜いた。 顔と服装は一瞬目に入ったが一瞬で忘れた。 1週間も経てば車道にいた老人など思い出すこともなくなる。 私みたいだと思った。 一瞬目に入る、一瞬でいなかった存在になる。 歩く場所を間違えて、間違えてない人に抜かされる。 私を抜かしていった人達は私のことなど思い出さないだろう。 どこを歩けばいいのだろう。