今日は人の優しさに恵まれた、素晴らしい一日だった。
素晴らしい一日だったが、いつか自分も攻撃される。
優しさと寛容を持っていれば、傷つくことも、傷つけることもないのに、それを分からない少数の人間が大多数を傷つける。
今日が素晴らしいからといって明日も素晴らしいとは限らない。
心が弱すぎて、素晴らしい今日が明日の不安に勝てない。
なんの変哲もない毎日でいい。褒められなくったっていい。
男一人が生きていくだけ。
家に閉じこもり、本を読んでいれば俺は幸せなのだ。
いつか必ず訪れる、たくさん傷つく、その日まで。
一秒でも長く優しい世界にいれますように。