運の悪い男の日々

人生,労働,不運,金

趣味読書の馬鹿

ギャンブルや風俗の誘惑に容易く捕まる俺のような低俗な人間が何故読書を好むのか、

正直言う。頭の良い人間に憧れているからである。

しかし、単なる物語ならともかく、なんとか論などという本は些か読むのに苦労する。

相当な覚悟を持って、朝からスマートフォンの電源を切り、本を読む体制を整えたはいいが、まずページが進まない。内容が頭に入ってこないのだ。

馬鹿は馬鹿らしく、内容が分からずとも読んだ気になっていればいいものを。

馬鹿になりきれない馬鹿が一番苦労することを身をもって学ぶ。

趣味読書の馬鹿。

文章もそれっぽいが馬鹿がにじみ出ている。